The Day in a Life

…と日記には書いておこう

真空管

真空管届いたんで、早速チェックしてみる。まずは Tiny Terror のカバーを外す。
Tiny Terror の真空管はこんななってます。手前がプリ管。筒で覆われて保護されてます。奥がパワー管。バネで押さえつけられてます。右は剥き身の状態。




元々入ってた管。JJ Electronic というスロバキアのメーカーのもの。元は Tesla という会社で作られてたものだそーな。プリ管は ECC83S。パワー管は EL84。Garrettaudioさんのページによれば…

  • ECC83S: Telefunkenの銘管ECC803Sの再現!低雑音と伸びやかなト−ンがGood!ヘッドルームが大きくタイトなサウンド。Marshall系のアンプにマッチングが良い。
  • EL84: ヨ−ロッパ系EL84初期型を意識した構造。ビンテージ管の音を継承しています!

とのこと。

今回入手したのは Groove Tubes のモノ。プリ管が 12AX7R。パワー管が EL84S。Groove Tubes によれば…

  • 12AX7R: 12AX7の基本モデルです。高域も出る明るいサウンドが特徴です。大半のフェンダーにお勧めです。数多くのプロも使用する安心の1本です。なおメサブギーなどのハイゲインタイプのアンプには別の種類を選びましょう。ロシア製。
  • EL84S: 基本モデルよりもっとパワーがあり、温かみのあるトーンが特徴です。ヨーロッパ製。

とのこと。
で、EL84S を見てびっくり。「4」て書いてある。Groove Tubes のページには、歪み易さの数字が振ってあるってのは書いてあったが、サウンドハウスのページでは数の指定ができなかったので、EL84S にはそんな数字は関係ないのかな?と思ってたんだが。10段階のウチ、4番目に歪み易いそうな。うーむ。パワー感を出したかったので、パワーは歪み難いモノにしたかったんだがなぁ…。今度から気をつけよう。んで EL84S はヨーロッパ製とのことなんで、もしかしたら JJ Electronic と同じ製造工場だったりするのかもなぁ、と思ったり。

で、換えてみてなんだけれども。
プリ管の方は、Groove Tubes の方がちょっとシャキっとした感じにはなりました。もうちょっとシャッキリ感が欲しいのだけれども。もしかしたらこのアンプでは無理なのかなぁ?あと、歪み具合も少し減った感じがあります。
パワー管の方はとゆーと。若干音量が下がったかも?まだちょいと不確か。
ってコトで、目から鱗が落ちるような劇的な変化はなかったけれども、結果に不満はないので、しばらくこのままでいきましょうかね。

追記
サウンドハウスでは、EL84S は 4〜7 を仕入れてて、数字の指定は不可である代わりに値段を抑えて提供しているとのこと。