The Day in a Life

…と日記には書いておこう

デトロイト・メタル・シティ

Go To DMC!!!!
というワケで、映画を見てきました。

松山ケンイチの根岸はちょっとなんか自分のイメージとは違う感じ。オーバーアクション過ぎだと思うのだけれども、このくらいやんないと根岸のダメっぷりを現すコトはできないのかな?と。その反面、クラウザーさんは姿形だけでなく動き方なんかも自分のイメージにピッタリでした。特に DMC のライブのシーンはよくできてたと思います。細かいことを言うと、ギターから手を離してるのにギターが鳴ってるとは何事だ、という話もあるのですが、そこは大目に見ておくきましょう。

他の配役も見事でした。原作のイメージそのままという感じ。しかし、松雪泰子の社長。見る前から「これははまり役なんじゃないか?」と楽しみだったんですが、期待通り、いやそれ以上の出来でした。素敵。プログラムによれば、松雪さんのあまりの暴れっぷりに、一緒に撮影してたドーベルマンがビビってしまったとか。

映画の出来の方も、原作が好きな人を裏切らないような出来になってたと思います。テーマが「No Music, No Dream」ってことなんですが。これを許せれば全て楽しく見ることができそうです。
残念なことが一つ。それは、この結末では続編を作るのが難しいだろうということ。この出来ならヘルヴェタ篇もお願いしたいところですが。そちらは見る人を満足させられるようなものを作るのは難しいそうではあるのですけれどもね…。