- Place: さいたまスーパーアリーナ
- Open: 16:00
- Start: 17:00
- Jeff Beck's Member
- Guitar: Jeff Beck
- Bass: Tal Wilkendeld
- Keyboards: David Sancious
- Drums: Vinnie Colaiuta
- Eric Clapton's Member
- Vocal, Guitar: Eric Clapton
- Guitar, Vocal: Doyle Bramhall II
- Bass: Willie Weeks
- Keyboards: Chris Stainton
- Drums: Abe Laboriel Jr.
- Chorus: Sharon White, Michelle John
Beck と Clapton の来日公演決定のハナシを知った時、旅行の予定も決まってなかったので、どちらも行くツモリがなかった。もしかしたら、どこかで、どちらかがどちらかのコンサートに飛び入りするんじゃないのか?と思ったりもして。チケットとったとしても、自分が行かない日にそんなコトがあったりしたらイヤだなぁ、とか思ってた。
旅行の予定が決まった頃、ジョイントコンサートが決定し、それが旅行の日程に被ってなかったので、予約してみた。予約したはいいが、今のこの二人がどうやって一緒のステージを作るんだろ?とイチマツの不安を抱えてて。まぁ、この二人が同じステージに立ってる画が生で見れるだけでいーじゃないか、と自分に言い聞かせて当日を待ってました。
当日は Jeff Beck、Eric Clapton、Clapton + Beck の三部構成。Clapton + Beck はどちらのバンドがバックを勤めるんだろ?混成?
席は二階席で、ステージの真横。ドラムをフロアタム側からながめる感じ。距離にして 40m くらい。ドラマーのスティックの握りがすんげーよく見えましたけど、ドラマーじゃない自分には、猫に小判ちゅーか。
→の写真は転換中のもの。Abe Laboriel のドラムが出てきて据えられたところ。
まずは Jeff Beck。
- The Pump
- You Never Know
- Cause We've Ended As Lovers
- Stratus
- Angel
- Led Boots
- Goodbye Pork Pie Hat - Brush WIth The Blues
- Freeway Jam
- Blue Wind
- A Day In The Life
- encore: Peter Gunn Theme
衣装がダサい(苦笑)。なんかねぇ。70年代の変身ヒーローものの変身前の姿か?とゆーよーな感じ。他の面子は昨日見た Ronnie Scott's の時と同じよーな感じ。
「Cause We've Ended...」はやっぱりもう Tal の曲になってました。曲後、二席ほど隣で「たるちゃーん」という野太い声援が上がってました。「ちゃん」つけても判らんのじゃないか(笑)?
「Freeway Jam」と書いてますが。Tal がステージ真ん中に出て来てリズムを刻みはじめ、Beck が近寄ってって Tal のベースの低音弦を弾き始める。Tal はメロディを弾き始め、そのウチ「Freeway Jam」になだれ込んで行くという構成。Beck はギターを弾きません。コレ、2/11 に Beck の機材トラブル中の間をもたせるタメに Tal のベースを二人で弾いたっつーハナシを聞いてたんですが、それを練ってこーゆー形にしたんじゃなかろーか?他の日もこんなんやってたんですかね?
約 45分で本編終了。なんか物足りない感じ。三部構成だからアンコールやんのかな?と思いつつ手拍子してたら、出て来て「Peter Gun Theme」。ちと短かったけど、面白かったです。
ステージが組み替えられ、 Eric Clapton。
- Driftin'
- Layla - unplugged version
- Motherless Child
- Running On Faith
- Tell The Truth
- Little Queen Of Spades
- Before You Accuse Me
- Cocaine
- Crossroads
なんか、こー、盛り上がりに欠けるとゆーか。イマイチ、イマニ、イマサンつーか…。短い時間で上手く構成を作れてない感じ。ブルースが複数曲あったりしても、同じようなテンポとリズムばっかだし。
Doyle はバンバンとソロを振られてるがパっとせず。Willie はこーゆー感じの曲には向いてなさそーな感じだし。けど、Abe Laboriel Jr.がよかったです。ここ 20年くらい Clapton が来る度に見に行ってますけど、個人的な好みで言うと、この 20年の中で一番 Clapton バンドに向いたドラマーかもしれません。
Clapton バンドが終わり、メンバーがステージを降り、そこに Beck の機材だけが追加される。Clapton バンド + Jeff Beck という形の第三部。
- You Need Love
- Listen Here - Compared To What
- Here But I'm Gone
- Outside Woman Blues
- Brown Bird
- Wee Wee Baby
- encore: Want To Take You Higher
失敗でしょ、コレ。ブルースだらけ。単純だからやり易いのかもしれないけれども、Clapton のセットの中盤をぶっこ抜いてこっちに回したのか?って感じ。どこでどう盛り上がっていいのか判りませんでした(苦笑)。
Curtis の「Here But I'm Gone」が聞けたのはよかったけど、ホンモノ通りのアレンジとゆーか。もちょっとなんとかならんかったのか?
アンコールは Sly & The Family Stone の「Want To Take You Higher」。歌はなくて。コーラスの「♪Hihge〜r」だけでした。歌えよ > Clapton
「Going Down」とか「People Get Ready」とか、Jeff Beck のレパートリーで歌のあるのをやるとかってのがあってもよかったんじゃないの?もしくは Jimi Hendrix の曲とかさ。
ジョイントの方は、なんだかすんごく不完全なショウを見せられた気分。こんなのやって恥ずかしくないのかなぁ?うむー。ってなワケで、すごく残念な時間でした。