The Day in a Life

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Vietnamese Gospel / 梅津和時 KIKI Band

KIKI Band が横浜方面に来ないかなぁ?そうすれば、こちらが大して労力を払わずに久々に梅津さん、早川さんを見れて、しかも鬼怒さんまで初めて見られるのに、なんて思ってた。ら。BBストリートに来るってコトになり、行ってみたワケです。

KIKI Band の前に「越路姉妹」というのが出て来た。女装バンド。シャンソン・ロックってーか、なんてーか。盛り上げ上手。後で調べてみたら Yui のサポートやってるヒトがギター弾いたりしてて。
途中、清志郎に捧げるってコトで「ベイビー、逃げるんだ」をやりました。サビを一緒に歌ったんですが、泣けてきました。

KIKI Band はかなり前の方で見れました。
早川さんはいつもの MC924。相変わらずのぶっとい音でした。
梅津さんも相変わらず。そいや見るの 20年振りか?ちょっとトシとりましたかね?
鬼怒さんは Vanzandtストラト抱えて出てきましたが、3S ではなく 2H でした。オーダーでもしたんでしょーかね?足元はコンパクトエフェクターがいくつか。それが JC-120 につながってました。始まる前にちょろちょろ音出ししてる時は全然大したコトない音だったんですが。始まった一発目の音でノックアウトされました。CD で聞ける、いやそれ以上の音の数々。堪能させてもらいました。基本的には BOSS Blues Driver で歪みを作ってるようでしたが。LED が青かったので、どっかでモディファイしたヤツかな?なんか欲しくなってきました。
梅津さんはよく喋りました。楽しいハナシが多かった。けど、アンコール二曲目。清志郎のハナシ。亡くなった日、梅津さんは BBストリートでライブをやってたそーな。亡くなった報せを受けたのがライブ前。まだ箝口令が敷かれてたので、誰にも何も言わずにライブをやって、終わったら挨拶もそこそこに小屋を引き上げたという。それを詫びてから、このツアー中毎回最後にこの曲を清志郎に捧げていると言い、始めたのが「Vietnamese Gospel」。サックスのソロで涙が湧き出てきました。音が号泣してました。慟哭と言ってもいいかもしれない。涙が落ちないように、ふと周りを見渡したら、何人も泣いてました。

終了後、帰ろうと思い、小屋の扉を開けたら梅津さんがいて。握手してもらいました。「最後の曲は泣きました」と伝えたら、ちょっと悲しそうにうなずいてました。
また見に行こう。今度は CD とサインペンを忘れずに。とはいえ、メンバーアメリカ人がいるから、そうしょっちゅうツアーができないんだよなぁ、このバンドは。また来年かな?

KIKIKIKI
/ 梅津和時 KIKI BAND