The Day in a Life

…と日記には書いておこう

W.C.カラス / Chihana / 花田裕之 @ 村門 Lazy Loft in 富山

あぁ、Gypsies とか band HANADA とか、北陸に来ないかなぁ?と思って花田さんのスケジュールページに行ってみたら、流れ(弾き語り)で来るというのを見つける。二週間後。虫の知らせとはこのことか?そいや、去年も流れでこのへん回って行ってたっけ。
で、対バン…つーんじゃないな、これは、えーと、なんてーのが正しいんだ?対マン?これじゃ別の意味だよ(苦笑)…ともかく、一緒に W.C.カラスの名前が。この人、保育園〜中学までの同級生のお兄ちゃんなんですよ。小さい頃は何度か一緒に遊んだコトもあって。最近 P-Vine から CD デビューしてブルース雑誌で特集組まれたりしてて。一回生で見てみたいと思ってたんで好都合。行くコトに。

場所は、富山市村門 Lazy Loftというお店。いい感じでしたよ。弾き語りだけか?と思ってたら、ドラムセットやピアノも置いてあったんで、バンドでのライブもオッケーそう。

まずはカラスさん。アルバムのようにドロドロのブルースばっかやんのか?と思ってたら、案外そうでもなく。「I Shall Be Released」とか「Light My Fire」とか、ブルース形式に引っ張り込んでやってました。
なんつーか、こー、自分がやりたいコトを目の前でやられると悔しいなぁ(苦笑)。俺も頑張る。

次が Chihana さん。ドブロ抱えての弾き語り。歌い方や声質が Bonnie Pink を彷彿とさせるんだけど、ブルースという。いや、好みですわ。
オリジナル曲もよかったんですけど、「In My Life」にはやられました。弾き語りでなんとか面白くできないか?と自分も常々思ってたんだけど。それを眼前にばーんと出されちゃって。いやー、これはねぇ、悔しいの通り越しちゃうくらいによかった。映画「For the Boys」の中の Bette Middler のを超えるカバーかもしれん。
あと、アンコールがかかってリクエストされてやった The Roosters の Leather Boots の激しさにも参りました。いやぁ、いいもん見れた。

Chihana さんのが終わって、カウンターに飲み物もらいに行ったら、そこにカラスさんが通りかかって。「憶えてます?」って聞いたら「あー。○○君かぁ」と。まぁ、twitter でフォローしあってるからなぁ、ってのもあるけど、思い出してもらえてうれしかったっす。んで、しばし歓談。そのうち物販スペースに Chihana さんがやってきたので、CD を物色。「In My Life」が入ってる盤を教えてもらって購入。どっかで名前見たコトあるなぁ、と思ったら、スライドギターの教則ビデオも出してんのね。

最後は花田さん。すごいプレッシャーでした(苦笑)。
サンハウスの「スーツケースブルース」が嬉しかった。あと The Beatles の「You've Got to Hide Your Love Away」をやって。これ、自分が最初に最後まで通して弾けるよーになった曲なんすよね。なんか、こう、色々思い出して、ちと胸熱。忘れてたよ、この曲の存在。思い出させてくれてありがとうございます。
本編終わってアンコール。二曲くらいやったところでカラスさんを呼び込むも、これから移動という Chihana さんを送りに出たとかでいなくて。そこからまた何曲か一人で。The Beatles の「Something」とか。
カラスさんが帰ってきたので、カラスさんの「軍手の煮びたし」を。最後も二人で「Route 66」。

で、まぁ、こーゆーの見てると、自分でもやりたくなって。そいや、十年くらい前に、一人でも演るぜって色々ネタ作ったりしたよなぁ、と思い出す。結局、それは、バンドになっちゃったんだけど。それをアレしてナニすれば十分武器になるじゃないか、と。まぁ、研いだりなんだりの準備は必要だけど。後は度胸と場所だな。50 になる前に板に昇ろう、と小さな決心。