ことの発端は…多分 30年以上前。細野晴臣の「Hosono House」というアルバムがあって。その中の駒沢裕城って人の演奏。空間の支配力っつーかなんつーか、そんなのがずーっと頭にこびりついて離れなくて。で、一ヶ月くらい前かなぁ?なんの気なしにヤフオク眺めてたらラップスティールが目に留まって。そう高値で取引きされてるわけでもないんだなぁと眺めてて。とはいえ、いくつか入札してみたけど考えてる金額以上で取引きされちゃって。運良く落札できちゃったのが、これ。Guyatone HG-46A。3,300円也(笑)。
いつ頃作られたものだとか、ぐぐってみてもさっぱりわからない。なんか他のラップスティールの写真と比べてみてもなんだか弦長が短く見えるんだが、ラップスティールにショートがあるのかないのか?って話もなかなかひっかからない。どっかに「短いのは C6 ではなく E6 でチューニング」ってなコトが書いてあったんだが、そんなの書いてるのはそのサイトだけ。で、そのサイトでは、「6弦のラップスティールはたいがい短い」なんて書いてるし。なんか眉唾っぽくて。今のところ、入門編としてわかりやすいのはこのサイト http://rgs.main.jp/category/steelguitar/ かねぇ、と思いながら、到着まで眺めてた。
到着して早速弦長を計ってみたら。通常 570〜610mm らしいのだが、これは 520mm。やっぱ短かった。んじゃ E6 で?とか思いつつ弦を張ってみたんだが、C6 で問題なさそう。
そいや、Gutyatone の竿は初だわ。エフェクターは色々使ったけど。
自分の中ではブランドイメージのいい会社。つぶれて、アメリカのどっかの誰かがブランド名買い取って使い始めたらしいのだが。期待したいなぁ。
ペグ。この形だと、床に置いた時にボタンが床に当たるんだよねぇ。あまりよくないねぇ。また膝に載せてたとしても、1〜3弦側を回すのに手を回し入れ難いという問題も。なので、一般的にはスロテッドヘッドで上からペグを回せるよーにしてあるんだろうねぇ。
オープンバック。ちと回りが硬いのもあったり。ボタンがガタついてるのもあったり。もしかしたらそのうち交換とかしちゃうかも?
いや、それより、ボディを作り直して、パーツを総て移植して 610mm にしてしまうとゆーのもありか?とか考えたり。
電気部。上がトーン、下がボリューム。トーンは右に回していくと高音域がなくなる。通常のエレキと逆。ボリュームは同じ方向。なんでじゃろか?使っていくうちに謎は解けるのかしら?
PU はダブルコイルになっているっぽい。そのうちカバーが外れないか試してみよう。
とりあえずガリも出てなくて調子よさそうなので、まだコンパネは開けてません。Fender Vibro Champ につないで音出ししてみたんだが。いい音してますわ。そのうち動画でも撮ってみます。
落札と同時にサウンドハウスへ弦とトーンバーを発注。初めての SIT。弦の太さと音程はこんなです。
弦 | 太さ | 音程 |
---|---|---|
1 | .015 | E |
2 | .018 | C |
3 | .022 | A |
4 | .024 | G |
5 | .030 | E |
6 | .036 | C |
RGS によれば、3弦を抜いて弾けば全弦開放で C、4弦を抜いて弾けば全弦開放で Am なんだそーで。そのへんからとりつくと覚えが早いかもね。頑張る。
トーンバー。サウンドハウスでは Dunlop か Shubb かって選択だったんだけど、安さに釣られてってのとブランドイメージで Dunlop。いや、Shubb も好きなんだけどさ。Dunlop は愛着があって。
さて。まずは、なんか、3コードでアドリブできるトコまで頑張りますかね。