The Day in a Life

…と日記には書いておこう

HKM L111

日の出光機製作所の HKM L111 というプラグ。
http://www.hinodekouki.co.jp/hkm-plugs-3.html
出てからずーっと気になってたんだが。ようやく試してみる。
出たばかりの頃は細いシールドケーブル用だったんだけど、いつの間にかカナレ GS-6 とかでもイケるのが出てた。

まずは一本目。作り方はこちらを参照。
http://oyaideshop.blogspot.jp/2016/09/l1112524g-spot-cable.html
手順[7]は省略。テープの手持ちがなかったし、必要ないと思って。

特に手間取ったことはないけれど。それなりの熱量が必要で、コテのブーストスイッチを使いました。
芯線の被覆がプラグの中まで入っていかないので、芯線の取り回しに気を付けないとホットとコールドがショートしてしまいそうだなぁ、と。ここ、事前に西田製作所の西田さんから助言をもらってたんだけど、言われた時は「?」で(苦笑)。実際作ってみて納得。
シールド網線の半田付けは側面の穴で行うんだけど。これ、芯線の被覆が熱に弱いのだと被覆が溶けてホットとコールドがショートしてしまうかも。自分が使ったカナレのは熱に弱いので、ちょっとヒヤヒヤ。問題なかったのでよしとする。

二本目。
芯線に熱収縮チューブをつけてみる。手番が一つ増えちゃうけど、作業効率と品質考えると、こっちの方がいいんじゃないかなぁ?

ふつーのプラグとどっちが作るの難しいかなぁ?ってーと、あんま変わらんね。修理が難しいって難点はありそう。
コスト的には Switchcraft と同じくらいだし、これからも使っていこうって気にはなる。

使用感は?とゆーと。
音質的には問題なし。
BOSS と TC に挿してみたんだけど、かっちんってハマる感触が気持ちいい。なんか、いい感触。
プラグと線の境目の強度は心配。だから、頻繁に挿抜するところには向いてないかもな。パッチケーブル用だな、こりゃ。

BOSS とか、二本挿さにゃイカンとこだと、下側の穴のは一旦下に逃がしてから上にもってくってやんなきゃいけなかったんだが、これだと両方上に逃がせる。リモートスイッチ用のケーブルもコレで作るとええかもな。ってことで、またそのうち調達してみる。
惜しむらくは tc の Flashback2 のタップテンポ入力。これ、TRS なんだよな。L111 の TRS があるといいんだが、構造的にかなり無理しないとアカンかもなぁ。