The Day in a Life

…と日記には書いておこう

惡の華 / 押見修造

出るのか「惡」の文字。

Buck-Tick ファンではないけれど、なんとなく気になってた本。マガポケで無料ってことで読み始めたが。半分のところで有料に切り替わってしまった。ので、残りを課金して読み切ってしまった。

喜国雅彦の「月光の囁き」になるのか?と思ったんだけど、そうではなかった。いや、それが残念なわけではないんだけれども。Wanna Be 変態の末路つーかなんつーか。結局「ふつうにんげん」でよかったじゃない的な。
春日と佐伯の気持ちはわかる。常盤は男前だ。しかし、仲村は最後までわかんなかった。ホンモノでもなく、行き過ぎた Wanna Be でもなく。悲しい存在であることは確かだ。仲村側からこの話を全部描いてみるとどうなるんだろう?それはまた泣ける話になるのかもしれないな。
で、自分が登場人物に中で一番気に入ったのは木下だ。ふつうにんげんの代表のようなキャラだったが、春日と再会した時の彼女のセリフにじーんときた。ふつうにんげんのみんながみんな木下ではないだろうけれど。自分は木下だ。多分。

読んでよかった。いい青春漫画だと思うよ、自分は。映画、面白いのかな?