The Day in a Life

…と日記には書いておこう

Middle Man / Living Colour

先日どっかで読んだんだけど。中域を持ち上げ過ぎるな、というハナシ。ここを持ち上げると下手が目立たなくなる代わりに、音程感だのニュアンスだのがなくなり、ここのトコロに他の楽器も入ってくるからヌケが悪くなる、と。確かにピッキングニュアンスなんかは高い周波数のあたりで出るから、ちょっとくらいピッキングをミスっても目立たなくなってしまうし、逆に言うとピッキングでのニュアンスが出難くなるよなぁ、と。このあたりが Boogie だの Rectifire だのがウケてる理由なのかもな、とちょっと思ったりもする。
歪ませ過ぎってのもヌケが悪くなっちゃうのは、コンプレスされてピッキング音が丸められてしまうからだしな。これじゃやっぱりピッキングニュアンスが出難くなるし。

そのヌケの悪い音が「いい音」という価値観ができちゃうと困ったコトになっちゃうよなぁ。まぁ、逆に高域にシフトし過ぎて、ヌケるかもしれないけどペケペケになったりシャカシャカになり過ぎちゃうってのも困りもんなんだけれどもな。
ナニゴトもほどほどにってコトだな。

Live from CBGB's
/ Living Colour