The Day in a Life

…と日記には書いておこう

夢助 / 忌野清志郎

清志郎の追悼番組を見かける度に、録画予約してて。まだどれも見ていなかったんだけれども。昨晩フジテレビでやったのは、つけっぱなしのテレビから流れてきちゃったんで、そのまま最後まで見てしまった。おかげで夜更かし。

この番組は、彼の最後のアルバム「夢助」のレコーディング風景をおっかけたモノに関係者のインタビューなんかが挟まる形になってて。もしかして、再放送とゆーか、以前流したモノを編集したモノなのか?
んで、コレを見てて思ったのが、清志郎の喉の調子がよくなさそうだってコト。歌ってる時は目立たないんだけど、普通に話してる時の方がよく判る。なんか、喉に何かがひっかかってるよーな感じ。んでまた滑舌もよろしくないってコト。もしも彼が癌だと判る前にコレを見てたら、「あぁ、清志郎もトシとったなぁ」くらいにしか思わなかっただろうけど、今見ると「あぁ、やっぱり」と思ってしまう。コレが初公開の映像だったとしたら、「あぁ、やっぱり」と思っちゃう内容だったから今まで放送されなかったのか?
清志郎の癌が公にされたのは 2006年 7月。「夢助」のリリースは 2006年10月。レコーディングは癌が公にされる前だっただろうけれども。レコーディング時、本人は既に癌であるコトを知ってたんじゃなかろーか?癌だって判ったから、もしかしたら最後になるかもしれないレコーディングを大好きな Steve Cropper と一緒にやりたかったんじゃなかろーか?と思ってしまった。
RC Succession の活動停止以来、彼の熱心なファンじゃなくなってしまった自分なんだけど。熱心なファンだったら、この「夢助」以前に彼の異変に気付いていたのかもしれない。
と、テレビに映る彼を見ながら思いました。

夢助夢助
/ 忌野清志郎

ってなワケで、このアルバム、俺は多分痛々しく感じて聞けないよーな気がする。けど、このアルバムには細野さんが提供している曲があって。番組では、デモに入ってる細野さんのつぶやくような低い声を Cropper が気に入って、どーしても使いたいから音声データを送ってもらえ、というシーンが流れて。その曲だけ聞いてみたくはあるんだけれども…。