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生憎の雨。駅まで歩いたら、ズボン、ずぶずぶ。靴下まで浸潤。そんな冷える足元を我慢しつつの観演。それに足るものだったか?と問われれば、首をかしげてしまうようなそんな感じ。
Clapton の暖簾に胡座をかいてるようなそんなのばっかやってたら、アカンと思うのよ。それでワーナーに喝入れられたコト、あるでしょ?そろそろ誰か、喝入れてやってくんないかなぁ? Clapton を枯れさせようとしてんのは誰だ?どっか行っちまえよ、そんなヤツぁ。
以下、ネタバレもあるので、隠してみる。
本日のセットリストはこちら。
http://www.setlist.fm/setlist/eric-clapton-and-steve-winwood/2011/yokohama-arena-yokohama-japan-3bd1e4dc.html
この二人のコンサートって、既に 2008年に行われてて、DVD も出てるのだが、買ったはいいがまだ見てなかったりして(苦笑)。ま、予め見なくて見たのはよかったかもしれん。
ライブは Clapton の持ち歌、Winwood の持ち歌、Blind Faith のが入れ替わり立ち替わり演奏されたのだけれども。ついに Blind Faith のホンモノを体験できたのは嬉しい。「Had to Cry」に始まり、「Presence of the Lord」「Well Alright」「Can't Find My Way Home」。どれもいい曲だよなぁ、と改めて思う。
「Can't…」は、Clapton も Winwood もアコギ。これがエラいよかった。
「Presence of the Lord」は Winwood と Clapton のツインボーカル。昔は Winwood の方が全然格上のシンガーだったけど、ここにきて、Clapton、タメ張る自信がついたのかしら?いや、いい感じで絡んでましたよ、うん。
Clapton の曲は「After Midnight」があったり「Wonderful Tonight」があったり。ブルースのカバーでは「Hoochie Coochie Man」やら「Driftin'」やら「Key to the Highway」やら「Crossroads」やら。
「Wonderful Tonight」はアコギだったんだけど、これが、エラいよかった。この頃食傷気味だったんだが、改めて曲のよさを気付かされたとゆーか。
「After Midnight」はテンポが落ちててイマイチだったなぁ。
Winwood で判るのは「Gimme Some Lovin'」と、Jimi Hendrix の「Voodoo Chile」くらいだったんだけど。
「Gimme…」のアレンジはイマイチだったなぁ。自分にとってのベストは The Blues Brothers のものなんだが。それに慣れてしまってるせいか、今回のコレはいただけなかったなぁ。
「Voodoo…」はよかった。Clapton のギターが。こーやって熱いの、まだ弾けるワケじゃん。ちょっとフレーズがマンネリ気味ではあるんだけど(苦笑)。もっとこーゆーのばんばんやろーよ。ねぇ。
Winwood は結構ギター弾いてました。自分の席からだと、PA スピーカが邪魔で Winwood の鍵盤が全く見えず。それが残念だったけど。
今回、ドラムの Gadd がよかった。今まで Clapton とやってる Gadd はイマイチなコトばかりだったのに。Blind Faith の曲とか、すげー良かった。
で、ライブ終わってみて。なんか、こう、食い足りないよーな。アンコールは一回、一曲だけだったし。もちょっとこう、なんかあってもいいんじゃないの?とゆー感じ。不完全燃焼とゆーか欲求不満とゆーか。煮え切らない感じだなぁ。
グッズ売り場では、パンフと Tシャツとパーカーを買う。買ったら、オマケにマグカップがついてきた。耐熱上限 80℃だって。お湯、入れられないじゃん。ペン立てにでもするかのー。
で、今、前述の 2008年のライブの DVD 見てるんだけど、この時の方が選曲も攻めてるし、演奏内容もいいじゃんよー。なんてこった。コレ見てから行ってたら、がっかり度は半端なかったかも。むむー。