The Day in a Life

…と日記には書いておこう

ROKUDENASHI

A田さんから聞いてた店。小田急相模原にある ROKUDENASHI というお店。今日、A田さんがそちらに行くというので、お邪魔してみる。
楽器…ドラムセットやギターアンプ…が置かれてる飲み屋。んで、その楽器は空いてれば使わせてもらえる。ライブやっちゃってもいいし、セッションしてもいいし、バンドの練習をしてもよいそーな。チャージは 500円。夜通し使っても 500円。そう考えると安い。
A田さんはここのマスターや常連の方々とバンドを組んだそうで。PersonzRebecca をレパートリーとしようとしてる。んで、今日はその練習日だそうで。それを見学させてもらいました。久しぶりに「Best Friend」とか「Friends」とか聞きました。
そうこうしてるウチにお客さんが数組。そうなるてーと、公開バンド練習ってな形になってしまうワケです。
そのお客の一組が楽器を使わせて欲しいと言う。外人の大人一人、子供二人、日本人の子供一人。A田さんのバンドと交代。マスターが「この子達、上手いよ」と言う。へぇ〜、と生返事。子供にしては、の冠付きじゃないの?と。演奏始まってびっくり。いきなり Steely Dan の「Josie」とか演ってる。レパートリーは AOR系。大人のヒトがボーカル+ギター、外人の子供がベースとギター、日本人の子供がドラム。で、その中で一番凄かったのがドラム。合間にスティック回したり、オーバーなアクション入れたり余裕しゃくしゃく。ものすごく柔らかくて歌うドラム。久々にこんなヒト見た。数曲やった後、大人のヒトが A田さんにギターを渡して「弾け」と。羨ましー、と思って見てたら、二曲ほどやって A田さんが俺を呼ぶ。んで、交代。知らない曲だったけど、なんとかついていけた。
一通りやって、そのバンドが休憩。色々話してみる。ドラムの子はなんと 15歳。うひゃぁ。「Georgy Porgy」とかやってたんで「Jeff Porcaro、好き?」と聞いてみると、知らないと言う。Led Zeppelin の Tシャツ着てたんで、「Bonzo 好き?」と聞くと「んー、まぁ、好き」と。「じゃぁ誰が好き」と聞くと「Frank Zappa!」と。目が点ですわい。小学一年生からドラムをはじめて、中学生で Zappa の「Inca Road」を聞いてハマり、Zappa の全てのアルバムを集め、このバンドに参加してから AOR を聞くようになったそうで。なので、Vinnie Colaiuta とか Terry Bozzio とかも好きなんだそーな。「ちなみに Zappa でどのアルバムが一番好き?」と聞くと「We're Only Init for the Money」だと言う。シブ過ぎ。
その後、ドラムの彼、大人のヒト(Mike)がベース、A田さんと俺がギターでセッションタイム。すげー楽しかった。
長居するツモリもなかったハズなのに、気付けば 3:00。そろそろ彼らが帰るというので俺も帰り支度。ピアノを見つけたドラムの子、Mike に「何か弾け」と言われる。んで弾き語りを始めたのが Zappa の「Bobby Brown」(笑)。子供がそんな歌をうたっちゃいけません。続いてやっぱり Zappa の「Hungry Freaks, Daddy」。筋金入りの Zappa フリークだ。
いやぁ、楽しい一時でした。帰り際、Mike に名刺を渡して、ケータイのアドレスも教えてきた。またここに来る時は連絡くれるそーな。

帰り道は雨。くぅ。いいコトばかりはありゃしない、だ。