The Day in a Life

…と日記には書いておこう

Fender Japan ST-Champ

SNS で、ムスメ用のギターの検討をしてる話をしてたら、学生ん時にいたバンドサークルの先輩から「どう?」って話が来たんでのっかってみた。
Fender Japan ST-Champ 初期型。弦長は 530mm。後期は Zo-3 なんかと同じ 610mm っぽい。通常のギターと比べると、Fender よりは 3F 分短く、Gibson よりは 2F 分短い。確かに、現状張ってあるゲージじゃぁ、通常チューニングでデロデロ、1音上げチューニングでいい感じだ。
Fender が約 650mm なので、だいたい 82%。現状 120cm ないくらいのムスメにとっては丁度いいんじゃないかな?どうかな?

最近、ギターの興味が出てきてるムスメ。まぁ、自分がよく弾くようになったので、とりあえずおとーさんと同じコトがしたい、ってーだけなのかもしれんが。んで、欲しがってるからといってポンポン渡すのもちとどうかなぁと思うので、特別な日まで渡すのは待とうと思う。近々だとクリスマスかねぇ?それまで、しっかりメンテしといてやるかのぉ。

見ての通りアンプ内蔵なのだが。電池入れてみても鳴らない。
1PU だからレバースイッチなんて必要ないはずだから、コレがアンプのスイッチじゃろ?ってことでかちゃかちゃやってみるが、パイロットランプもつかない。
元の持ち主に聞いてみても、出荷時は鳴ったという。レバースイッチは、

  • ネック側: アンプ Off
  • センター: アンプ On & クリーンサウンド
  • ブリッジ側: アンプ On & ハイゲインサウンド

なんだそーな。
試しにジャックにシールド挿して外のアンプで鳴らしてみたら。ブリッジ側に倒した時だけ音が出なかった。なんでや?

つーコトで、開腹。
ポットのあたりに基板。コンパクトにまとめてありますなぁ。
パっと見、断線とかなさそげ…なんだけど…










PU の高さ調節スプリングが…こんなことに。まぁ、実使用上問題ないんで、今はそのままにしとこ。
PU、どうしようか?3TS でハムバッカつーと、Hiram だよねぇ。カバーしてみる?









基板に電気が来てないんで、電池ホルダーが被疑箇所。やっとこさっとこ取り外してみると、切れてる切れてる。ここをワニ口クリップのついた線でつないでやると、電源入った。ので、ここさえ直せばオッケーな模様。大事にいたらずよかった、よかった。
ってコトで、樹脂部を溶かさぬよう、電極だけ外して配線を半田付け。太い線に交換しようかな?とも思ったんだけど、ホルダーのハウジングに収まるか心配になったので、元の配線を使用することに。
ジャックの部分の半田付けも見てみたが。端子の穴に配線を絡めていなかったり、あんまりいい半田付けじゃぁなかったりで。予防のため付け直し。

電気はこんなもんでいいじゃろ、と蓋してみる、と。ハイゲインにするとハウリング。キャビティ内の配線の取り回しを変えてみたらおさまった。んだけど。ネジ締めたらまたハウリング。ちと、このへん、試行錯誤が必要そうだ。

スプリングキャビティ。スプリングは二本、こんな感じで張られてるので増減設は難しそう。アームは欠品なんだよねぇ、残念ながら。なので、まぁ、いーか、こんなんで。










ネックを外して、指板の汚れ落としと、オイル添加をまずはやってみる。
ネック裏のスタンプとシリアル。










ポケットはけっこーキツい。ぴったり。
ポケットのここで判断するに。もしかして、ボディ材、MDF なんじゃないか?あんまりネジを締めたり緩めたりしてるとクズクズになっちゃうかもなぁ。今のウチに各種ネジ穴に瞬間接着剤を流し込んで、ネジ山保護した方がいいのか?








ボディの方、エルボークォンターに大きな傷。打痕?にしてはあれだ。なんか熱いものでも当たったような感じだが。
これもやすりかけてツルリンとさせてしまおうかねぇ。

渡すまであと二か月弱。ちょぼちょぼメンテしていきましょうかね。
で、昼間、金沢の Big Boss 行ったら、Live Line からかわいいストラップがいくつか出てた。ギター渡したら、ムスメと一緒にストラップ選びに行くかのー。楽しみ、楽しみ。