The Day in a Life

…と日記には書いておこう

メンテナンス

そうか。こっちの日記を書きはじめてから ES-135 については書いてなかったか。ってコトで、新規カテゴリ作成。ずいぶんほったらかしにしてたけど、ちょっと取り出してみたら色々気になるトコがあって。メンテ開始。

http://www.yk.rim.or.jp/~fits/inst/es135/

まず電装。ミックスポジションで、ネック側PUのボリュームを絞り切ってもブリッジ側PUの音は出て、ブリッジ側PUのボリュームを絞り切ると両PUの音が出なくなる。後者が正しい動きで、前者はボリュームポットの真ん中の端子を PU とつないでるとそうなったりするんだが。そんな配線にした憶えはなく。どうなってるか調べるために PU 外してその穴から内臓を引きずり出し、配線の確認。
配線には問題なし。これまでトーンは PU にブラ下げてたんだが、旧い Les Paul なんかはボリュームの出力にブラ下がってるので、旧い回路にしてみる。この方がボリューム絞った時のハイ落ちが減るんだそーな。
配線変更ついでにポットのチェック。300kΩだってさ。残留抵抗が特に大きいわけでもないし、チェック結果は問題なし。ガリが少し出てるので、接点復活材を吹き付けておく。半田付けを終えて音出ししてみたが、現象に変化はない。ポット自体を交換してみるか?と思ったが。ふつーの CTS のを当ててみたがシャフトが短くてダメ。ってコトはロングシャフトがないとダメなん?けど300KΩロングシャフトなんてなかなか手に入りそうにないし。500KΩにするか?250KΩにするか?と悩ましい。結局そのまま埋めてしまうことに。
で、組み上げてみたら、直ってた。むむぅ。どこか接触不良でも起こしてたか?

ピックガード。これはオリジナルではない。純正でもない。元々開いてたネジ穴に合わせるとこんな隙間が空いてしまってたんだが。ボディ側の穴を埋めて穴をあけなおし、隙間を無くすことに。
ストレイナーのつけ直しとか色々他にも作業は発生したが。一応完了。しかし、ちょっと失敗。写真はないけど。完全に隙間が埋まらなかった。まぁ、これまでよりはマシってことでこのままにしとく。
敗因は、ストレイナーのコトを考えずに穴位置決めをしてしまったこと。次は手順の見直しが必要だ。




確かあったよなぁ、とパーツの箱を漁ると出てきた。TonePros のだったと思うが、ロック機構付きナッシュビルブリッジ。写真手前がそれ。奥はオリジナル。イントネーション調整ネジが逆向きになってしまうが、そこにはこだわりないし、むしろこっち向きの方が調整が楽っぽいのでウェルカム。
スタッドも交換するか?と思ったが。ブリッジ付属の方をオリジナルのアンカーに入れると、ガタつきが大きい。アンカー交換まではしたくないので、スタッドはオリジナルのままにしとく。
で、気付いたのが、オリジナルのサドルに切ってある溝。6弦のは真ん中なんだが、1弦に向かうにつれ段々真ん中に寄ってきてる。弦をちゃんとポールピースの上に通すためにそうなってんのか?と思ったが、全サドルセンターに溝を切らないとポールピースの上は通らない模様。ってことで、ロックタイプのに交換することで、今まで自覚のなかった不具合も解消。

ボディ磨いて、ネックにオイル染ませて、弦張って、調整して。ボリューム/トーンのノブをオリジナルのスピードノブに変更しようと思ったが。これが穴が全然浅くて、ボディとノブにすげー隙間が空くので却下。今まで使ってた Q-Parts のゴージャスなヤツにしておく。これ、金属なんで、重いんだよねぇ。重いからか、ちょっとしたことで回っちゃうし。それは径の方が支配的なのか?ま、とにかく、軽くて回り難いのにしたいんだよなぁ。昔の Les paul Custom に載ってたよーな、軸が細いスカート付きのハットノブとかさぁ。ってことで、探そ。