The Day in a Life

…と日記には書いておこう

Fender Japan Jaguar (2)

分解&掃除に着手。
ピックガードやコンパネの周りに汚れが蓄積してるので、まずはそこから。
中性洗剤で汚れを落としてポリッシュで磨くことにする。

ピックガードを外してびっくり。
ブラスの薄いプレートがばばーんと。
ノイズ対策でしょうねぇ。
さすがかつての高級機種。
つか、こんなトコ、真っ先にコスト削減でなくなりそうなのに、再現してるのがエラいな、Fender Japan。って、昔のを見たことはないんだけど。


コンパネ。キャビティの底にもブラスプレート。すげーな。
ボリュームセクション。ポットはショボいな。値は読み取れず。
セレクターセクション。ローカットのコンデンサは 302。
プリセットセクション。ボリュームが 1MB、トーンが 50KB、コンデンサは 103。


ピックアップ。カバーは外して中性洗剤でゴシゴシして水洗い。ヨークの部分にも汚れがこびりついてたんで、アルコールで拭き取り。
ピックアップの高さはスポンジでかせいでるんだけど。その下に配線が敷かれてる。なんかちょっと嫌(苦笑)。まぁ、圧迫されて切れたりするコトはないからいいのか。

このポッチを噛ますことで、アームをロックするとゆーか、そんな機構。トランストレムにもこんな機構あったねぇ。
弦の張力とバネの張力のバランスをとって、通常チューニング時にこのポッチがすーっと間に入るようにしとくんだそーな。基本フローティングなんで、弦が切れた時にメロメロになんないよーに、とのことらしい。
さすが高級機種。色々考えられてますなぁ。

つか、これ、間違った未来とゆーか。80年代に色々出てきた新システムもそんな感じだったんだけど。結局廃れてしまう新技術。そんなのの元祖のような気がする。このギターって、そんなのの塊だよねぇ。

高級機種なのに、今じゃぁお金のありそうな人が全然使ってないってトコもなぁ。なんか面白いなぁ。

ブリッジも一旦分解。こびりついた汚れを落とす。
もうこれ以上あがらんってくらいまで駒を上げてたんだが、ネックの調整とブリッジプレートの高さを調節したらそこまで上げなくてもよくなるんじゃないだろーか?まぁ、そのへん含めて、いい状態に持っていけるといいなぁ。昨日見つけたページには、「ブリッジは低く、駒を高く」って書いてあったけど。どうだろ?逆じゃないと上手くいかない気がする。
ちなみに。イモネジは 8mm が 4セットに 10mm が 2セット。テレキャスなんかとは逆だねぇ。これ、場合によっては 10mm と 12mm にしないとイカンのかなぁ。12mm なんて持ってないよ。



これが難関。フレットの傷。けっこう深い。これがなくなるまでフレットを削って、他をそれに擦り合わせるってなると、難度高いなぁ。失敗する確率が高そうだ。自分のギターならやっちゃうかもだけど。
どこか、一本だけリフレットしてくれるトコってないもんかなぁ?

次はペグ磨いて、グリース充填してみるか。
http://ameblo.jp/eleven-guitars/entry-11891107697.html
古いグリースの除去をせずに充填しちゃっても大丈夫かな?まぁ、やってみるか。