The Day in a Life

…と日記には書いておこう

Ovation Elite Standard 6868-V

f:id:StudioSlowhand:20210801202605j:plain:right:w200 なんとなく柿君を弾きたくなり、引っ張り出してきてみる。
1995年、NY に旅行に行った時に、Sam Ash って店で出会い、買ってきてしまったヤツ。
当時、販売が始まったばかりで、まだ日本では手に入らなかったモデル。
試奏したのは赤のサンバーストで、それは問題なかったんだが、オレンジのもあるか?って聞いたら倉庫から出てきたのがコレ。弾きもせずに買ってしまったんだが、帰国後しばらくして 1弦 14F だけ音が詰まることが発覚。14F だけ落ち込んでんのか、15F が高くなってるのかはわかんないのだけれども、特に何もせずにここまで来ちゃってる。そのうちリペア屋に持ち込んでみるかなぁ。

f:id:StudioSlowhand:20210801202608j:plain:right:w200 改めて眺めてみるが。
エポレットが剥がれてきてる。これもけっこー早くから剥がれてきてて。特に何もしてないのだけれども。進行はしてんのかな?
プリアンプの電池は当然のように切れてた。新しい電池入れて動かしてみたが、音は出る。ボリュームにガリがある。しばらくぐりぐりするか。
けっこーポストが高いシャーラ―のペグ。これも背の低いマグナムロックに換えてしまいたい衝動。ちょいと探してみるかな。

ってことで暫く弾いてたんだが。弦が錆びてて。弦は発注済なので届いたら換えればいいんだけれども。フレットも錆びてくすんでる。ボディも汚れてる。ので。弦をとっぱらって、掃除。塗装のないネックはオレンジオイルで拭いて、塗装のあるボディは ghs のグロスで磨く。フレットはザラついてはいないので、そのままにしておこうと思ったが、フレット磨きのスキルを身につけたくなり、磨くことにする。

f:id:StudioSlowhand:20210802103535j:plain:right:w200 翌日、スチールウールとマスキングテープとピカールをホームセンターで調達。どこに何があるかわからんので、店員さん捕まえて探してもらう。
スチールウールはヤスリのコーナーにあった。けど。台所用品でもあるなってことで、台所タワシのコーナーへ行ってみたら、安いの発見。そっちにする。
マスキングテープは塗装用品コーナーで。8mm のが欲しかったが、一番細いので 15mm のしかなかった。家には 5mm のもあるので、細いところはそれを使うことにして、15mm を二個買う。
ピカールは仏具コーナー。

f:id:StudioSlowhand:20210801202525j:plain:right:w200:right:w200 帰宅して、指板にマスキングテープを貼りまくる。
スチールウールで20往復くらいこするとフレットがピカピカに。
しかし。スチールウールの金属屑がとんでもなく出る。
これはちょっとアレだな。室内でやりたくないね。新聞紙敷いておいてよかった。
一通りきれいになったところで、ナイロンブラシで金属屑を落としてピカールの作業に移る。

f:id:StudioSlowhand:20210801202522j:plain:right:w200 ピカールを布にとってフレット磨くと真っ黒け。
磨けど磨けど、差が判らん。ので、各フレット 10往復くらいゴシゴシしておく。
黒くならなくなるまでやるもん?どーなん?なんか調べてみるか?
磨き終えたら、マスキングテープ剥がして、またオレンジオイルでゴシゴシ。拭いた布が黒ずんだってことは、まだピカールかけた後の金属屑が残ってたってことだな。

てなわけでフレットピッカピカ。新品みたい。気持ちええな。他にも Gibson のギターのフレットに錆が出てるので、そのうち磨いてみよう。次回はスチールウールなしで行ってみよう。Fender 系はくすみああれども錆びはしないんだよなぁ。材質の違い?

f:id:StudioSlowhand:20210801202528j:plain:right:w200 そうこうしてたら、弦が届く。ダダリオ、ライト、フォスフォー、コーティング。
フレットがキレイだと弾いてて気持ちええなぁ。しばらくこれで遊ぼう。

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