友人が使ってなエフェクタを放出するってんで、引き取ってみた。
確か Big Muff っぽいんだよな、と、思って引き取ったんだが。調べてみたら、それは II じゃなくて無印の D&S の方らしい。まぁ、けど、どんなんだか興味あったし。これはこれでいいのだ。
DC の口もなければ LED もない。質実剛健。汚れや傷も貫録のうち。
音は D+ っぽい。MXR D+ よりもじゃみじゃみしてる感じだが、BOSS DS-1 ほどじゃみじゃみしてない。DS-1 は芯がなくなる感じがするんだが、これはそんなこともなく。トーンがついた D+ 的につきあうのがいいのかな?
ネットで情報見てみると、クリッパは Ge ダイオードとのこと。D+ をイジった時の感触を思い返すと、D&S II の方は Si っぽいんだけれども。なんでだろか?
あと、MXR Shin-Juku Drive っぽくもあるかなぁ。
歪み絞って、硬めのクランチとか、トレブルブースター的に使うのもええかも。
中開けてみた。
ショート防止のために基板がケースに入れられてる。古いエフェクターは面白いなぁ。
オペアンプは TI MC1458。初めて見るかも。ネットで調べてみたらファンは結構いる模様。これが載ってる OD-808 とか、ちょっとお高く取引きされてる模様。へぇ〜。
基板はレジストなし。パターンに半田がのってるヤツ。ネットで D&S II の回路図とか検索すると、もっと部品点数が多い基板がひっかかったりする。LED 付きのヤツ。もしかして LED 付きはバッファードバイパスになってたりするのか?これはトゥルーバイパスっぽい。
バラしてケースを洗ってみた。こびりついた埃は取れたが、くすみまでは取れず。バラしたついでに基板のトレース。そのうち回路図にしてみるか。
さて。これ。この後どうしよう?電解コンデンサだけ、オーディオグレードのに交換してみたりしようかなぁ?どのポットもガリだらけなんだけど、洗浄してみるかなぁ?
こーやって悩んでる時間がまた楽しいんだよね。