The Day in a Life

…と日記には書いておこう

Dreamgirls

ドリームガールズ」という映画を見た。2時間20分、中だるみなし。えがった。内容に触れるので、ちと隠してみる。

黒人女ボーカル三人組の成り上がりストーリーとゆーのがおおまかな筋。ミュージカルの映画化。モデルは Supremes。
ちらちらと映画評を見てはいたのだけれども、どれもこれもアカデミー最優秀助演女優賞をとった Jenifer Hudson を褒める声ばかり。確かに「あんた、Aretha Franklin か?」とゆーよーなすんげー歌を聞かせてくれる。いい歌手だと思う。んだけどね、やっぱ、コレ、Beyonce Knowles よ、この映画は。ここまで歌えるヒトだったなんて、思ってませんでした。しかも演技も上手い。Diana Ross の雰囲気を上手く出してた。加えて言うなら、ケツの形がまたいい(笑)。役の上では Beyonce 扮する Deena Jones は Jenifer 扮する Effie White よりも歌が下手ってコトなんだから、Jenifer の方が上手くて当たり前なワケで、そーゆー比較をして「Beyonce より Jenifer の方が…」と評価をしてる記事にはちょっと首を傾げてしまいます。
他、R&B のスター歌手として Eddie Murphy が出てたんだけど。このパフォーマンスも素晴らしかった。
唯一ダメ出しをするとすれば Jamie Foxx。役ドコロはプロモーターとゆーかレコード会社の社長 Curtis Taylor Jr. なんだが。後からよくよく考えてみると、コイツは最初からワルモンで。こいつのおかげでグループは成功していくんだけれども、悲劇だって全部コイツのせいなのだ。なんだけど、Jamie が演ずる Curtis はワルモンらしいアクがなく、見終えた後もコイツがワルモンってのが浮き出てこない。最初は善人みたいなんだけど後に行くにつれて段々ワルモンっぽくなっていくよーな演技ができるよーな役者だった方がよかったんじゃないか?と。

見終えて、パンフ買って、サントラも買ってしまった。一枚モノと二枚+DVDってのがあって、後者を買ったんだけど。DVDは「金返せ」ってな代物。Beyonce が劇中のクライマックスで歌う「Listen」って曲のプロモビデオと映画のトレーラーが二本は行ってるだけ。劇中のパフォーマンスはぐぐぐぐ〜っと引き込まれてしまった「Listen」も、プロモで見て歌を聞いても全然ぐっとこないんだなコレが。

Music from the motion picture "Dreamgirls": Deluxe Edition