The Day in a Life

…と日記には書いておこう

Electro-Harmonix Big Muff π with Tone Wicker

先日セッションに連れてったけど、ふつーのモードでしか鳴らしてなかったので、Tone Off したり Tone Wicker On したりして音出してみる。
Tone Off すると、音量がどかんと上がる。Vox の Night Train と同じなのか? Tone の回路って、そんだけ沢山削り取ってるってコトなのかね?Tone Off した時は、Tone On で Tone を 10時くらいまで絞った感じの音色かな?と。音量は Tone On で 3時にボリュームをセットした時と、Tone Off で 12時にセットした時で同じよーな音量。
Tone Wicker を On すると、高域が強調されて、自分が今まで試した Big Muff とはこれまた趣きが変わる感じ。ので、使うヒトによっては、相対的に音が細くなって感じるかもしれない。Tone On + Tone Wicker Off で Tone を 12時にした時と、Tone Off + Tone Wicker On で Tone を 12時にした時が同じような音。
ってコトで、Tone Off スイッチは、ふつーのよりも更に爆音出したいヒト向け。Tone Wicker はふつーのの太さを持て余してるヒトに向いてるかもしれません。

で、中身。抵抗やコンデンサはチップ部品で表面実装。1608。1005 や 0603 にすればもっと小さくできるってコトか?右下の部分、空洞だし。上手くレイアウトして、基板の裏表に実装すれば Nano シリーズサイズで行けるんじゃないの?




筐体の壁にバネで接触してる板がある。これでケースとグランドを接触させてんのかな?







見たトコ、トランジスタ四つ載ってるから、そちらでふつーの回路は作れてるはず。この IC はなんだ?と思って調べてみた。TI CD4066B。CMOS Quad Bilateral Switch。なんだ?回路の切換えにこんなもんが必要なのか?